健康のレシピ
旬の食べ物(101) あけび
2012.08.23
あけび
秋のごく限られた時期、青果店やスーパーの店頭にきれいな藤色、卵型の『あけび』を見かけることがあります。栽培もされていますが、山里で木の枝につるをからませ、幾つも陽を浴びてぶら下がっているのは美しいものです。
縦にパクリと割れ、中には黒い種をくるんだ白い綿のような果肉がのぞきます。鳥や小動物に食べさせ、種を運ばせる仕組みです。
実を開けることから「開け実(あけび)」と呼ばれるようになったといいます。
一般的にはその穏やかにほの甘い果肉を食べますが、これをくりぬき、肉厚の外皮にひき肉等で作ったあんを詰めて油で焼いて食べる地域があります。そのほろ苦さが秋を感じさせます。
この茎の部分は「木通(もくつう)」と呼ばれ、利尿作用のある漢方薬として利用されます。
つるを用いた手提げ籠など手作りの細工物は、ごくごく日常的な生活用具でした。
現代では原料も作り手も稀少な伝統工芸品として、その価値が急上昇しています。
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