たべ新聞

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健康のレシピ

旬の食べ物(114) えのきだけ

2012.09.11

えのきだけ

 私達が日頃、見慣れている白く細長い人工栽培品のえのきだけは、本来の自然界での姿ではありません。

  あの姿はえのきだけの『もやし』の状態です。

 本来の姿はこちらです↓が目にすることは稀です。

 (ここからは市販品のもやし状えのき茸について)

 えのき茸は食物繊維が豊富で、加熱するとぬめりが出ます。

 市販瓶詰の 『なめ茸』 が良く知られているように、のど越しの良い食感で、食欲をそそるごはんの伴(とも)です。

 栄養面では、葉酸やビタミンB群を含みます。

 また、中国ではお通じを整えたいときに必ず食べる食材だそうです。

 水溶性食物繊維・不溶性食物繊維の含有量はしいたけやしめじ等とほぼ同等ですが、くせのない風味で鍋物・和え物・炒め物で、一度に食べる分量を増やしやすいきのこです。

 細かくほぐし、温かい汁で頂くそうめん(にゅうめん)に混ぜても食感の対比を楽しむことが出来ます。

 あっさりと鶏のだしで酒蒸のささ身やねぎを添えると、栄養面でも腸の健康にも良い一品となりますので、お試し下さい。

 

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