たべ新聞

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健康のレシピ

塩分補給と減塩

2021.05.28

みなさんこんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です。

そろそろ熱中症対策が必要な季節となりました。

普段は減塩が謳われているのに、夏になると塩分補給を奨められるのはナゼ?

という疑問をお持ちの方も多いようです。

 

汗をかくと、体内の水分とミネラル分が流れ出ます。

ミネラル分の中でも体内に特に多いナトリウムは、毎日食塩としてやや過剰な量を摂っています。

このため通常は、適正な摂取量に近づけるために減塩が推奨されています。

 

けれども炎天下での作業時や、激しい活動によって多量に流れ出る汗は、

普段のじんわりかく汗に比べて、ナトリウム濃度がぐんと濃いのが特徴です。

これにより生じる体内のナトリウム不足は、時に命や健康を脅かすため、

予防や対策として塩分(ナトリウム)の補給が必須となります。

 

なお、発熱時や下痢、嘔吐の際も同様に、塩分の補給が必要です。

失われた水分と一緒に、塩分を特定の濃度で摂取すると、非常に速やかに吸収されて、

早く回復することができます。

このため、緊急時には塩分を特定の濃度で含む経口補水液やスポーツドリンクを利用します。

ただし、薄めたり凍らせたりすると濃度が変化し、速やかな吸収速度が損なわれてしまいます。

取り扱いに注意しましょう(常温よりも冷やした方が、吸収のスピードが速くなります)。

 

なお、夏バテや体調不良で食欲が減退すると、食物からの水分・塩分の摂取量が大幅に減ります。

ちなみに多くの食品では、成分の5~6割以上が水分です。

食品から摂る量が減った場合は、その分を意識して飲料から摂取しなければ、

脱水・熱中症・夏バテ・食欲不振の悪循環 などを招き易くなります。

元気で夏を乗り切るためにも、食事も意識して摂るように工夫をしましょう。

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