化粧品
【田端スキンケア】皮膚と栄養㉞ 味覚・刺激と皮膚
2021.08.16
皆さんこんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です
㉚~㉝で、かゆみ・痛みのお話をしてきました
ところで・・・
料理に辛みを添える香辛料や、苦味・渋みを味わうお茶やコーヒーは
飲食の楽しさ・美味しさを演出するために欠かせません
ココロの栄養素、ともいえるのではないでしょうか
ちなみに味覚には5種類、甘味 塩味 苦味 酸味 旨味 がありますが
その中に辛・渋・えぐみは含まれません
これらは味ではなく、辛み・渋み・えぐみという、舌の表面に感じる『刺激』です
辛みは、温度や痛みを感じる神経で認識され
渋みやえぐみも、口腔内の粘膜のたん白質に結び付いて変性させる際に感じられます
特に辛み成分の代表格である唐辛子のカプサイシンは
適度な濃度で皮膚に接触した際の刺激は、血行を促進する作用があります
このため、温感シップなどにも幅広く利用されています
ただし、温感の刺激が強すぎると、ヒリつきや強い痛みとして感じられます
辛みが温度や痛みを感じる神経で認識される感覚のためです
たとえば温感シップを剥がした直後に入浴すると
湯温と併せた温感により熱感が増強され、強い痛みやヒリつきを感じるようになります
この強すぎる刺激が皮膚に炎症を招く場合もあります
不要に、痛い・辛い目にあわないよう
温感シップは入浴の約1時間前にはがすようにしましょう
(塗るタイプの場合も、早めに洗い流しましょう)
*お茶やコーヒーに含まれる渋み成分のタンニンは
収れん作用があるため、毛穴の引き締め成分として化粧品などに
添加されることもあります(タンニン酸)
たべ新聞
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