たべ新聞

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化粧品

【皮膚と栄養】451 マイタケ(舞茸)

2023.06.06

こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です

私たちのお肌や身体、そしてそのコンディションは、食べたものによって作られます

日頃口にしている食品の特徴や食べ方をご紹介します

今回は、マイタケ(舞茸)についてのお話です

舞茸は、その香りと食感が料理の美味しさを引き立てます

けれども調理すると黒い色が煮汁に移るため、淡い色の煮物や汁物に用いる際は下茹でをした舞茸を加えると良いとされます

けれども、この色は抗酸化成分であるポリフェノールです

下茹でにより旨味成分と抗酸化成分をみすみす捨てるのは、とてももったいないです

例えば調味に用いる醤油の一部を塩に置き換え、料理の仕上がりの色を調整する等の工夫をしたいものです

 *補足:舞茸にはたん白質分解酵素が含まれ、茶碗蒸しに生の舞茸を加えると卵液が固まり難くなります

    酵素の働きを止めるため、あらかじめ加熱調理をしてから加えましょう

また、舞茸には水溶性食物繊維の一種であるβグルカンが含まれます

腸内善玉菌のエサとなったり、腸管内で糖や脂質の吸収を緩やかにする働きがあるほか、アンチエイジングを目的としたスキンケア製品にも添加されています

皮膚においては角質層への浸透力が高く、皮表を覆い保湿します

これにより、皮表への刺激ストレスから皮膚を守りつつ、肌のハリを長く保持します

コラーゲンの生成を促す働きもあるとされ、注目されている成分です

 

さらに、マイタケ子実体エキス(化粧品成分名)には、皮脂やヒアルロン酸の生成を促す働きがあり、酸化防止・口腔ケア・エモリエントといった目的でスキンケア製品に添加・利用されています

(ミキ薬局田端店内スキンケアショップ ミキルーチェでも取扱中です!)

 

 

   

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