化粧品
【皮膚と栄養】83 ビタミンB7(ビオチン)
2021.12.13
皆さんこんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です
今回はビオチンについてのご紹介です
ビオチンは別名ビタミンB7という水溶性ビタミンです
(ビタミンHという呼称も有ります)
熱に弱いため加熱調理によって減少はしますが
各種食品に含まれているため、長期の点滴や腎・肝疾患や特殊な例を除けば
日常において欠乏することはまずありません
ビオチンはビタミンCやB2やB6などと体内で相互に関わり合って
糖質や脂質、たん白質の代謝を促進し
主に皮膚や粘膜、髪や爪のコンディションを保つ働きをします
このため各種製品には、他のビタミン類と複合的に配合される例が多いです
化粧品には、皮膚のバリア機能を健やかに保つことによる保湿作用を
配合の目的として、スキンケア、ヘアケア、入浴剤など多くの製品に利用されます
化粧品の他にも
・処方薬(内服薬・輸液)
・市販薬(美白・肌荒れ対策の錠剤やドリンク剤)
・医薬部外品(シャンプー・コンディショナー・入浴剤・育毛剤)
・保険機能食品(サプリメント類)
等に配合されています
普段ご利用になっているお手元の製品の、成分表示を見てみましょう!
化粧品
- 2024.07.16化粧品
- 【皮膚と栄養】638 食品由来の化粧品成分⑨ 海塩(塩化ナトリウム)
- 2024.07.13化粧品
- 【皮膚と栄養】637 食品由来の化粧品成分⑧ レシチン
- 2024.07.12化粧品
- 【皮膚と栄養】636 食品由来の化粧品成分⑦ コメヌカ(米糠)エキス
- 2024.07.11化粧品
- 【皮膚と栄養】635 食品由来の化粧品成分⑥ コメヌカ(米糠)
- 2024.07.10化粧品
- 【皮膚と栄養】634 食品由来の化粧品成分⑤ ミツロウ(蜜蝋)
- 2024.07.09化粧品
- 【皮膚と栄養】633 食品由来の化粧品成分④ コムギ胚芽油
- 2024.07.08化粧品
- 【皮膚と栄養】632 食品由来の化粧品成分③ 炭酸水素ナトリウム
- 2024.07.06化粧品
- 【皮膚と栄養】631 食品由来の化粧品成分② カラメル
- 2024.07.05化粧品
- 【皮膚と栄養】630 食品由来の化粧品成分① スクロース
- 2024.07.04化粧品
- 【皮膚と栄養】629 Mikiluce薬用保湿ミルクについて㊵ まとめ