たべ新聞

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【皮膚と栄養】146 栄養成分のイメージと実際⑦ コーヒー

2022.05.16

こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です

今回はコーヒーについてご紹介です

コーヒーは飲み方によっては皮膚のためのインナーケアにも役立ちます

コーヒーに含まれるカフェインには軽い興奮・覚醒作用があります

リフレッシュや眠気覚ましのための飲用のほか

運動前の飲用することで、体内の脂質のエネルギー消費を促します

過剰な皮下脂肪の蓄積によるセルライトの対策に意義がありますね

なお、末梢血管の一時的な収縮も招く為、漫然と多量に飲用すると指先や皮膚などの末梢血管の血流に影響を与えます

また、深い眠りによる成長ホルモンの分泌が肌の新陳代謝を促すため、カフェインによる睡眠の質の低下は防ぎたいですね

さらに、タンニンは鉄分の吸収を妨げるため、食後のコーヒーは食事から少し時間を離して楽しむようにしましょう

 

また、コーヒーのクロロゲン酸にはカフェインとは反対に血流の促進・リラックス作用があります

1日の目安量は定められていませんが、コーヒー1杯に240㎎程度含まれます

(ゴボウや野菜、果物にも含まれます)

近年、スキンケア商品のメーカーから、クロロゲン酸に皮膚の保水作用が認められたとの研究結果が公表され、機能性食品として製品化されています

嗜好品として楽しむ飲料も、お肌のコンディションに上手に活かしましょう!

*カフェインやアルコールには利尿・脱水作用があるため、水分補給には用いず嗜好品として適量を楽しみましょう

 

 

 

 

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