化粧品
【皮膚と栄養】209 レシチン
2022.08.02
こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です
レシチンは生物の全ての細胞の生体膜を構成し、リン脂質を主とする成分です
食品には、大豆や卵黄に多く含まれます
リン脂質には、水と油を細かい粒状にし、均一に混ぜ合せる乳化作用があります
例えば卵黄と酢と油をよく混ぜると、滑らかなクリーム状のマヨネーズになります
また、生体内で血液に中性脂肪やコレステロールなどの脂質が溶け込み(乳化し)
全身のすみずみまで運搬されるのも、リン脂質のはたらきによるものです
皮膚では、表皮のレシチンが汗と皮脂を乳化させ、皮膚を保護する皮脂膜をつくります
このため大豆や卵黄のレシチンは、医薬品・サプリメント・加工食品・スキンケア製品等に幅広く使用されます
スキンケア製品においては、化粧品成分を角質の細胞間脂質に浸透させ、角質層の水分量を増やしてバリア機能を保持します
また、他に添加された界面活性剤の刺激性を和らげる働きもあります
こうしたレシチンの使用実績は50年にも及び、その安全性が認められて肌質を選ばす使用されています
(参照:化粧品成分オンライン)
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