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【皮膚と栄養】308 皮膚とアミノ酸類⑮ セリン
2022.11.29
こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です
食品中のアミノ酸類はスキンケアに深く関連します
今回は各種アミノ酸の一種である、セリンについてのお話です
絹たん白質(シルクプロテイン)であるセリシンの構成成分のため、シルクのラテン語名を語源としています
角質層にも存在する、天然保湿因子の一つです
皮膚は保湿によりあらゆる外部刺激に強くなることから、保湿はシミ・そばかす・シワ等の対策の要です
また、セリンは体内で生成されるシステインの原料となります
システインはメラニン色素の過剰な生成を抑える働きがあります
(【皮膚と栄養】305 システイン をご参照下さい)
セリンは乳製品・大豆製品・魚介類・海藻類などに豊富に含まれ、しばしば栄養補助食品にも添加されることもあります
神経系に関しても脳の機能や睡眠の質に働きかける、ヒトにとって重要なアミノ酸です
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