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【皮膚と栄養】312 皮膚とアミノ酸類⑲ グリシン
2022.12.05
こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です
食品中のアミノ酸類はスキンケアに深く関連します
今回は各種アミノ酸の一種である、グリシンについてのお話です
グリシンはマルチ!な活躍をするアミノ酸です
まず、その淡い甘味と静菌作用を食品添加物(調味料・保存料)として利用します
(例えば市販のおにぎりの原材料表記に、グリシンの文字を見つけ易いです)
また、最近では皮膚の保湿・バリア機能や、睡眠の質の向上をうたう『機能性表示食品』の成分としても利用されています
更に体内では、グルタミン酸とシステインと結合し抗酸化物質(グルタチオン)を作ったり、エネルギー源(クレアチン)の原料になります
また、全身に酸素を運ぶ赤血球のヘモグロビンの構成成分の原料にもなります
皮膚においてはコラーゲン繊維を束ね肌の弾力を生むエラスチンの原料となるアミノ酸のひとつです
食品には、ゼラチンや魚介類、大豆製品や肉やレバー、そしてナッツ類に多く含まれます
意識して摂取したいものです!
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