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【皮膚と栄養】321 プロテイン製品の使い分け

2022.12.15

こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です

私たちはたん白質(プロテイン)や、その構成成分であるアミノ酸飲食物から摂って、皮膚や身体組織の原料として利用しています

アミノ酸は皮膚の天然保湿因子としても働いています

近年では、スポーツに向けた体作りのほか、美容や高齢者のやせ予防にも、プロテインやアミノ酸製品の市場が拡大しています

今回は、このプロテイン製品の特徴と使い分けについてご紹介します

目的に合わせて使い分けることをお勧めします

 

~市販のプロテインの三大原料は、乳清・乳・大豆です~

【乳清プロテイン】

 乳固形分を除いた部分(ヨーグルトから浸み出る水分が乳清)に含まれるたん白質です

 吸収に要する時間が1~2時間と、一般的なたん白質に比べ非常に速いです

 このため、運動直後に筋肉組織の回復を図って利用される場合が多いです

 ・食事をすると胃もたれし易い方

 ・胃腸に負担をかけずにスキンケア(インナーケア)を図りたい方

 などにも、利用をお勧めしたいです

【乳プロテイン】

 主に乳固形分に含まれるたん白質です

 消化吸収に6~7時間かかるため、激しい運動や長時間の運動の前などに摂ると

 消化器をはじめ身体に負担を与えかねません

 その反面、減量などのため食事制限を行う際、腹持ちの良さが大きな助けとなります

 なお、乳清・乳いずれも、大豆アレルギーがある方にも利用が可能です

【大豆プロテイン】

 大豆に含まれるたん白質です

 消化吸収には乳プロテインと同程度の時間を要します

 腹持ちが良く、乳アレルギーがある方も利用可能です

 また最近は肉の代替の大豆たん白も、小売店の加工肉コーナーに並ぶようになりました

 

 

  

 

 

  

 

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