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【皮膚と栄養】324 皮膚と糖質

2022.12.19

こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です

前回までのお話で、皮膚の保湿成分(脂質・水分・アミノ酸など)のご紹介をしました

今回は、糖質についてのお話です

お砂糖を皿に盛り、卓上に放置するとどんどん湿気を帯びますね

このように糖質には水分を引き寄せるはたらきがあります

皮膚が体内からの供給や生成により自らを保湿する、各種成分の集合体『天然保湿因子』には、アミノ酸やミネラル等の他に糖質も含まれます

このため、この糖質に近い性質をもつ糖質を保湿のためにスキンケア製品に添加し、皮膚に補う場合があります

例えば、 オリゴ糖   乳糖 などです 

なお、糖質の摂取割合の高い食習慣や糖尿病は血液中の糖(血糖)を増加させます

身体組織各所に過剰な糖が送られると、皮膚細胞のたん白質に結合し変性させ(糖化)、その正常な機能や構造を損なって老化を早める場合があります

皮膚の場合、黄ぐすみ、ゴワつき、キメの乱れやシワ・たるみ等々の要因となります

その対策として、食習慣や運動習慣により水分や栄養の代謝を整える等、皮膚のインナーケアを適切に行いましょう

そして、スキンケア製品の成分やその機能も上手に活用し、皮膚の内外両面からのケアをバランスよく実践したいものです

もしも御不明な点や不安がある場合には専門家に相談し、アドバイスを日々のお手入れに活かしましょう

ミキ薬局田端店内のスキンケアショップミキルーチェにも、お気軽にお立寄り下さい!

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