化粧品
【皮膚と栄養】325 収れん(引き締め)成分
2022.12.20
こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です
肌が寒さや乾燥にさらされるこの時期、スキンケアはより念入りに行いたいですね
今回はシートパックなどに添加されている収れん(引き締め)成分のお話です
皮膚の収れんの仕組みには
・冷水で洗顔し、毛穴を(一時的に)収縮させる
・化学成分の緩やかな反応によって皮膚たん白質のケラチンを収縮させる
・水やアルコールの塗布後の蒸発による角質の収縮
などがあります
このような収れん作用によってフェイスラインが引き締まったり、汗腺の引き締めにより発汗量が抑えられることが期待できます
収れん作用を目的としてスキンケア製品に添加される成分には
コエンザイム・カフェイン・タンニン・乳酸・クエン酸・コハク酸・柑橘果実エキス等があり、肉・魚肉・豆・野菜、嗜好飲料・発酵食品・貝類・柑橘類等の成分でもあります
なお、このような飲食物をそのまま皮膚に塗布することは避けましょう
有用成分が未精製(その他の食品成分が混在)で肌への吸収濃度も未調整のため、皮膚に負担や刺激を生じて色素沈着や炎症といったトラブルを招くおそれがあります
スキンケアには、スキンケアを目的として成分の加工調整を行った化粧品・医薬部外品・医薬品を用いましょう
(マッサージオイルやアロマオイルもスキンケアを前提とした製品を選定・利用します)
そして、飲食物そのものは飲食により摂取し、含まれる有用成分を血液循環にのせ、皮膚に届けるようにしましょう
化粧品
- 2025.02.22健康のレシピ
- 【皮膚と栄養】782 花粉症対策⑦ 禁酒・節酒
- 2025.02.21健康のレシピ
- 【皮膚と栄養】781 花粉症対策⑥ ミネラル
- 2025.02.20健康のレシピ
- 【皮膚と栄養】780 花粉症対策⑤ ビタミン
- 2025.02.19健康のレシピ
- 【皮膚と栄養】779 花粉症対策④ 脂質・たん白質の摂り方Ⅱ
- 2025.02.18健康のレシピ
- 【皮膚と栄養】778 花粉症対策③ 脂質・たん白質の摂り方Ⅰ
- 2025.02.17健康のレシピ
- 【皮膚と栄養】777 花粉症対策② 腸内環境を整える
- 2025.02.15健康のレシピ
- 【皮膚と栄養】776 花粉症対策① 内と外からのスキンケア
- 2025.02.14健康のレシピ
- 【皮膚と栄養】775 チョコレート④ 低糖質チョコレート
- 2025.02.13健康のレシピ
- 【皮膚と栄養】774 チョコレート③ チョコレートの種類
- 2025.02.12健康のレシピ
- 【皮膚と栄養】773 チョコレート② カカオの栄養