たべ新聞

0

化粧品

【皮膚と栄養】727 食事で保湿!③ 脂質の摂取

2024.12.02

こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です

いよいよ冬の到来です

お肌の潤いを保つには、スキンケアと、体内からのインナーケアによる保湿が大切です

そして、お肌の水分を保つには十分な水分補給ももちろんですが、飲食物から過不足なく脂質を摂ることも大切です

皮膚組織を健やかな状態に保つと、水分の蒸発を防ぎ潤いを保つバリア機能が十分に発揮されます

そして、健やかな皮膚を保つ栄養成分には、口から摂取する際に飲食物中の脂質に溶けることで腸管からの吸収率が増すものがあります

例えばビタミンA・D・Eがその代表です

ビタミンAは抗酸化作用をもつほか、コラーゲン生成を促したり、皮膚の抵抗力を高めるなど、皮膚を健やかに保つ働きがあります

ビタミンDはコラーゲン生成に関わるほか、抗炎症作用も期待されています

そしてビタミンEには、抗酸化作用や血行促進作用があります

もし、食事を抜いたり自己流のカロリー制限などにより油脂の摂取が不足すると、これらの脂溶性成分が不足し易くなる為、注意が必要です

また、飲食物から摂った脂質は、皮膚の潤いを保つ角質細胞間脂質や皮脂膜の原料としても利用されます

ちなみに、脂質は1gあたり約9kcalです

1日の摂取エネルギーの20~30%を、油脂や飲食物中の脂質から摂ることが望ましいです

 

健康のレシピ

2025.02.22健康のレシピ
【皮膚と栄養】782 花粉症対策⑦ 禁酒・節酒
2025.02.21健康のレシピ
【皮膚と栄養】781 花粉症対策⑥ ミネラル 
2025.02.20健康のレシピ
【皮膚と栄養】780 花粉症対策⑤ ビタミン  
2025.02.19健康のレシピ
【皮膚と栄養】779 花粉症対策④ 脂質・たん白質の摂り方Ⅱ
2025.02.18健康のレシピ
【皮膚と栄養】778 花粉症対策③ 脂質・たん白質の摂り方Ⅰ
2025.02.17健康のレシピ
【皮膚と栄養】777 花粉症対策② 腸内環境を整える
2025.02.15健康のレシピ
【皮膚と栄養】776 花粉症対策① 内と外からのスキンケア 
2025.02.14健康のレシピ
【皮膚と栄養】775 チョコレート④  低糖質チョコレート 
2025.02.13健康のレシピ
【皮膚と栄養】774 チョコレート③ チョコレートの種類 
2025.02.12健康のレシピ
【皮膚と栄養】773 チョコレート② カカオの栄養 
ページの先頭へ

季節のこんだて

ミキ薬局おすすめ

健康のレシピ

スポーツ栄養