たべ新聞

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【皮膚と栄養】510 バナナ

2024.01.16

こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です

私たちのお肌や身体、そしてそのコンディションは、食べたものによって作られます

日頃口にしている食品の特徴や食べ方をご紹介します

今回は、バナナについてのお話です

バナナは熟すにつれてデンプン消化酵素(アミラーゼ)の働きが増し、蓄えたでんぷん質を糖に分解することで甘味を増す果物です

地域によっては、アミラーゼの働きが弱く甘味の無い品種や未熟果を主食として用います

その場合、デンプン質(糖化度が低い)の品種はデンプンをα化(糊化)し、未熟果は組織のペクチン(水溶性食物繊維)を軟化して消化を良くするため、蒸す・揚げる・焼くなどの加熱調理をする例が多いです

なお、私達が普段口にする品種も、生の果肉には食物繊維と共に難消化性デンプンが豊富に含まれています

このため、お腹の調子を整え且つ糖の吸収が比較的緩やかな果物として注目されています

化粧品成分としては

・バナナ果実エキス:収れん(引き締め)、殺菌

バナナ花エキス:保湿

といった働きを目的として製品に添加されています 

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