たべ新聞

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【皮膚と栄養】523 ゴボウ(牛蒡)

2024.02.01

こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です

私たちのお肌や身体、そしてそのコンディションは、食べたものによって作られます

日頃口にしている食品の特徴や食べ方をご紹介します

今回は、ゴボウ(牛蒡)についてのお話です

 

ゴボウは世界では若葉を生食、根は薬用(漢方や薬用ハーブ)に利用する場合があります

中国で食用に改良されたものの、現在根を食用とするのは日本と朝鮮半島に限られます 

なお国内流通の主流は、東京都北区滝野川付近で江戸時代に品種改良され栽培が始まった「滝野川ごぼう」の系統です                       

食物繊維が豊富で、香ばしい風味と食感が特徴です

用途はきんぴら・煮物・肉巻き・ポタージュスープ・ごぼう茶などがあります

ミネラルや食物繊維(不溶性食物繊維・イヌリン等の水溶性食物繊維)、また抗酸化成分であるポリフェノールのクロロゲン酸も豊富です

クロロゲン酸は空気に触れると酸化し黒くなる水溶性色素のため、アクとして水にさらし

取り除くのが一般的でしたが、抗酸化作用が機能性成分としてにわかに注目されています

ゴボウ茶はこのポリフェノールを積極的に摂ることを目的としたお茶です

カフェインゼロですが、クロロゲン酸の多量摂取は胃腸の負担を招くため、適量の摂取にとどめましょう 

化粧品成分としては、ゴボウ根エキスが、保湿・血行促進・育毛の目的で添加されます

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