たべ新聞

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【皮膚と栄養】559 サクラ(桜)

2024.03.19

こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です

私たちのお肌や身体、そしてそのコンディションは、食べたものによって作られます

日頃口にしている食品の特徴や食べ方をご紹介します

今回は、サクラ(桜)についてのお話です

サクラはバラ科の花木で多くの種類があり、古くから観賞用以外にも暮らしに寄り添ってきた植物です

木材は建材のほか、食品を燻製するスモークチップに利用されます

また、山桜は樹皮を磨くと飴色のツヤが生じ、樺細工の素材に用いられます

他にも樹皮を煮出して布を染めると透明感のある桜色となるほか、咳止め・痰切りの生薬としても利用されます

以前は咳止めシロップの成分としても利用されていました

塩漬けにした花・葉は食用に、桜湯や桜餅の材料となります

葉は塩蔵すると酵素反応でクマリンという成分を生じ、桜餅の特有の甘い香りとなります

桜桃(サクランボ)はブランデーやリキュール(キルッシュワッサー)、シロップ漬けやジャムの原料として利用されます

化粧品成分としては

・ソメイヨシノ葉エキス:抗アレルギー・ヘアコンディション

桜の花エキス:抗糖化・美白・抗炎症

・サクランボエキス:保湿・抗炎症・アンチエイジング

*酸実実桜[スミ(ノ)ミザクラ]エキス:酸化防止

 などを目的として添加されています

(*酸実実桜は酸味の強い品種)

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