たべ新聞

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【皮膚と栄養】569 ナス(茄子)

2024.04.05

こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です

私たちのお肌や身体、そしてそのコンディションは、食べたものによって作られます

日頃口にしている食品の特徴や食べ方をご紹介します

今回は、ナス(茄子)についてのお話です

ナスは淡色野菜で、卵に似た外観から、エッグプラントの名称があります

皮の色素はナスニンというアントシアニン色素で、抗酸化作用があります

果肉は加熱すると滑らかな食感じになり、また、スポンジ状のため油脂で調理すると油脂を多く吸収します

また、果肉にはポリフェノールが含まれ、果肉の断面が長く空気触れると酸化により変色します

ほかにもアルカロイド(アク成分)が含まれます

このため、調理の下処理として断面を水にさらすと酸化の防止とアク抜きを兼ねることができます

特筆する栄養成分はありませんが、水分が多いため東洋医学では体を冷やす野菜とされ、夏を快適に過ごすために役立つ夏野菜といえます 

化粧品成分としては、ナス果実エキスが皮膚保護・皮膚コンディショニングを目的として添加されています

 

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