たべ新聞

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化粧品

【皮膚と栄養】572 ヘチマ(糸瓜)

2024.04.10

こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です

私たちのお肌や身体、そしてそのコンディションは、食べたものによって作られます

日頃口にしている食品の特徴や食べ方をご紹介します

今回は、ヘチマ(糸瓜)についてのお話です

ヘチマは果実から繊維を採ることが出来るため、糸瓜の名があります

そして、古くからお肌の健康に縁のある植物です

ツルを切るとしたたる水分(ヘチマ水)が化粧水として用いられたり、完熟果実の繊維は浴用のたわし(垢おとし)としても活用されてきました

ヘチマ水にはビタミンC・酵素・アミノ酸・サポニンなどが含まれ、これらの成分には 美白・古い角質層の除去・保湿・抗酸化といった作用があります

このため、ヘチマ水は現代でも、スキンケア製品の原料として広く用いられています

また、食用の品種があり、ビタミンC・ビタミンB群・カリウムなどの栄養成分を含みます

体内からお肌のコンディションを整える、インナーケアにも役立つ食材です

なお、食用の品種が野菜として流通している主な地域は沖縄や南九州で、未熟果を炒め物や煮物などに利用されています

化粧品成分としては、ヘチマエキスが、保湿・収斂(引き締め)を目的として多くの製品に添加されています

 

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