化粧品
【皮膚と栄養】577 海藻類
2024.04.16
こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です
私たちのお肌や身体、そしてそのコンディションは、食べたものによって作られます
日頃口にしている食品の特徴や食べ方をご紹介します
今回から数回に分け、海藻についてのお話です
海藻は、持っている色素の組み合わせによって次の3種類に分類されます
・緑藻類:葉緑素(クロロフィル)を持つ
アオノリ・アオサ・クロレラ等
・紅藻類:赤色色素(紅藻素)・青色色素(藍藻素)・葉緑素を持つ
アサクサノリ・フノリ・テングサ等
・褐藻類:褐藻素(フコキサンチン)・葉緑素を持つ
わかめ・ひじき・こんぶ・もずく等
たとえばワカメに熱湯を掛ける赤い色素が壊れ、緑色が残るため、パッと色が変わります
いずれも水溶性食物繊維やカルシウム、マグネシウム、ヨウ素や旨味成分となるアミノ酸を豊富に含みます
なお、海に面しておらず海産物の摂取が少ない国ではヨウ素不足を生じがちです
このため、国の施策で食塩にヨウ素を添加するなどの対策をしています
そして、化粧品成分にも、これらの藻類の成分が利用されています
次回から、それらの成分についての紹介をしてゆきます
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