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【皮膚と栄養】612 Mikiluce薬用保湿ミルクについて㉓ コレステロール
2024.06.08
ミキ薬局のオリジナル製品『Mikiluce薬用保湿ミルク』(医薬部外品)をご存じですか?
お顔や全身のお肌に潤いを与えると共に、自らの潤いを保持できる健やかな肌を育みます
今回はその成分のひとつであるコレステロールについてご紹介します
コレステロールは動物の細胞膜に存在し、副腎・神経組織・脳・肝臓などの重要な組織に多く含まれる不可欠な成分です
鶏卵・魚卵の卵黄に特に含有量が多いです
私達は、食品から摂取したり体内での生成によって必要量を確保しますが、体内に過剰になると動脈硬化などの要因となります
(コレステロール自体は悪者ではなく、要因は生活習慣や脂質代謝機能にあります)
食品からの摂取を抑えるほか、水溶性食物繊維を摂取して食品や胆汁のコレステロールを腸管内で吸着させ、体外に排出することも効果的です
併せて歩行やジョギングのような有酸素運動の実施もお勧めします
これら生活習慣の改善に加え、医師の診断によっては服薬治療も開始となります
皮膚においては、表皮細胞で作られたコレステロールが皮脂と混ざり合って皮膚を覆い、水分の蒸発を防ぎ保護することで肌の柔軟性を保ちます
また、細胞の間をモルタルのように埋め水分の蒸発を防ぐ細胞間脂質の構成成分としても働きます
これらの性質から、化粧品成分としては界面活性剤として成分の乳化安定化や、角質層の保水(エモリエント)を目的として添加されます
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