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【皮膚と栄養】626 Mikiluce薬用保湿ミルクについて㊲  スフィンゴシンの仲間

2024.06.25

ミキ薬局のオリジナル製品『Mikiluce薬用保湿ミルク』(医薬部外品)をご存じですか? 

お顔や全身のお肌に潤いを与えると共に、自らの潤いを保持できる健やかな肌を育みます 

今回はその成分であるスフィンゴシン化合物についてご紹介します

・スフィンゴシン:スフィンゴ脂質という物質の主要成分で抗菌・抗炎症・バリア機能修復機能があります。そして、スフィンゴ脂質と脂肪酸が結合したものがセラミドです

・フィトフィンゴシン:皮膚・腎臓・腸に多く存在し、スフィンゴシンと共にセラミドの構成成分です。スフィンゴシンと同じく、抗菌・抗炎症・バリア機能修復機能があります

また、

・N-ステアロイルフィトスフィンゴシン(化粧品成分名:セラミドNP)

・N-ステアロイルジヒドロスフィンゴシン(〃:セラミド2)

・ヒドロキシステアリルフィトスフィンゴシン(〃:セラミドAP,セラミド6Ⅱ)

は、皮膚の角質層のセラミドと同じか、または近い構造を持つヒト型セラミドです

ちなみにコメヌカスフィンゴ糖脂質(米ぬかセラミド)は、植物セラミドです

なお、セラミドは角質層の細胞間脂質の構成成分の一つです

角質細胞同士の間をモルタルのように埋め、バリアが破れないように支えます

このため、スキンケア製品にも、皮膚バリア機能を持つ各種セラミドが利用されます

セラミドには 、米ぬかや・小麦・大豆・コンニャク芋等の植物性セラミドや、牛乳など(哺乳類由来)の動物由来セラミドのように、食品を原料とするものが少なくありません

そして、ヒト型セラミドは、酵母等から作られるバイオセラミドや化学的に作られる合成セラミドです

 

 

 

 

 

 

 

 

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