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【皮膚と栄養】1011 お肌の潤いを保つ成分① 水溶性食物繊維:ペクチン
2026.02.16
こんにちは、ミキ薬局管理栄養士 畠山です。
お肌の乾燥しがちな季節です。
そこで、体内からお肌の潤いを保つために役立つ成分である『食物繊維』について、数回シリーズでご紹介します。
今回は、水溶性食物繊維であるペクチンについてのお話です。
まず、食物繊維はヒトが食用に利用している植物の細胞壁を構成する成分です。
水に溶ける水溶性食物繊維と、水に溶けない不溶性食物繊維があります。
水溶性食物繊維とは、水に溶ける性質がありゲル状(ゼリー状)になる食物繊維です。
食品から摂取すると、便に適度な水分を与えてかたさを整えます
また、腸内善玉菌のエサとして利用された後の分解物は酸性です。
これにより腸内環境を酸性に傾け、腸に程よい刺激を与えて便通を促すと共に、悪玉菌を増殖しにくくします。
すると、
・悪玉菌が作る有害物が血流にのり皮膚組織に運ばれることが抑えられる と共に、
・腸の免疫機能(全身の免疫機能の7割程を腸が占める)が正常に機能する ことで、
お肌の保湿作用や新陳代謝が円滑に機能します。

なお、ペクチンは酸や糖と共に加熱するとゼリー状になる特性があることから、ジャムやゼリーの製造などの食品加工にも多用されます。
特にリンゴ・オレンジ・イチゴ等の果物にはペクチンが豊富で、ジャムやマーマレードに加工しやすい食品です。
ちなみにトマトや柿やルバーブ等にもペクチンが豊富ですが、それぞれに酸や糖が少ないため、ゼリーやジャムに加工する際にはそれらを添加した上で加熱調理をします。
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