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【皮膚と栄養】633 食品由来の化粧品成分④ コムギ胚芽油
2024.07.09
こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です
化粧品成分には、食品に含まれる成分が抽出・精製され、広汎に利用されています
数回シリーズで、それらのご紹介をします
今回はコムギ麦胚芽油です

小麦胚芽油は文字通り、コムギの胚芽部分から得られる脂質です
リノール酸やオレイン酸、細胞壁を構成する成分のひとつであるフィトステロールなどの脂質が含まれます
リノール酸やオレイン酸のような不飽和脂肪酸は構造が不安定なため、本来は非常に酸化しやすい脂質です
けれども、コムギ胚芽油には脂溶性で抗酸化作用のあるのビタミンEも豊富なため、これらの脂肪酸が酸化から守られ安定した状態で存在することができます
化粧品成分としては、コムギ胚芽油がエモリエント*を目的として添加されます
(*エモリエント:皮膚表面を覆う閉塞性によって、水分の蒸発を抑え柔軟性や滑らかさを保つ働き)
なお、リノール酸・オレイン酸・フィトステロールには、いずれもエモリエント作用があります
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