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【皮膚と栄養】661 食品由来の化粧品成分㉜ コラーゲン

2024.08.17

こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です

化粧品成分には、食品に含まれる成分が抽出・精製され、広汎に利用されています

数回シリーズで、それらのご紹介をします

今回はコラーゲンです

コラーゲンは動物の皮やウロコ、腱や軟骨などに多く含まれるたん白質です

生体組織の中では、このコラーゲン分子は水に溶けない3重らせん構造をしています

これを加工し、工芸品や絵の具(顔料)などの接着に、膠(ニカワ)として利用します

また、コラーゲンはゼリーやマシュマロやグミなどに弾力を与えるゼラチンとしても用いられます

もちろん、ヒトの皮膚・歯ぐき・腱・軟骨などにも、このコラーゲンが多く分布します

けれども加齢や糖化によりコラーゲン生成が減ったり構造が脆くなると、組織がやせたり弾力やハリを失ったりします

歯ぐき下がりや皮膚のたるみがその例です

対策としては、コラーゲンや、体内でコラーゲンを作る原料となるたん白質、コラーゲンの生成を促すビタミンCや鉄などを日々の食事で十分に摂ることが重要です

化粧品成分としては、コラーゲン分子のらせん構造の一部を酵素分解や加水分解によって切断し水溶性に変化させた水溶性コラーゲンや加水分解コラーゲンなどが用いられます

なお、上記太字の名称は化粧品表示名で、医薬部外品表示名は、原料や製造方法によってそれぞれより細かく分類されます(ここでは割愛します) 

これらは、皮膚表面の水分の保持(保水)や、スキンケア製品の保水性による感触改良を目的として添加されます

 

 

 

  

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