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【皮膚と栄養】858 肉の種類と栄養③ 牛肉

2025.06.16

こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です。

今回は牛肉のお話です。

米や小麦の栽培に向かない冷涼な高緯度地域では、草を食べて身体組織に作り替える羊や牛の肉が主要なエネルギー源として利用されてきました。

特に牛は、多量の乳も採ることが出来るため、肉牛・乳牛の改良が進められてきました。

皮下脂肪は牛脂(ヘット)に加工し、乳からはバターやチーズなど多様な加工品が作られています。

そして牛肉は濃い赤色です。

これは、鉄を含む色素であるミオグロビンが筋肉に多く含まれることによる発色です。

このため、不足しがちな鉄の補給ができ、貧血の対策に役立ちます。

なお、鉄は霜降り肉よりも筋肉組織の割合の多い赤身肉に多く含まれます。

また、牛肉には皮膚や身体組織の新陳代謝に不可欠な亜鉛も豊富です。

例えば100gの牛肉を食べると、1日の目標量の5割程度が確保できます。

海産物やナッツ類と組み合わせて、亜鉛摂取量の充足のために牛肉を活用しましょう!

 

 

 

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