たべ新聞

0

化粧品

【田端スキンケア】皮膚と栄養⑪ ピーリング

2021.07.15

皆さんこんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です

テレビコマーシャルなどで、肌のPH(酸度)は弱酸性と広く認識されるようになりました

スキンケアにおいてPHは、ピーリング成分で特に注目されます

皮膚表面の不要になった角質が長く留まると、くすみや毛穴詰まりの一因となります

摩擦や強いアルカリ性成分による無理なピールオフ(剥離)は、肌には大きな負担です

このため肌への負担がより少ないピーリング成分が利用されます

その一例が、クエン酸やリンゴ酸、ビタミンC(アスコルビン酸)など(

食品にも含まれる『酸』です

クエン酸 : 枸櫞(くえん=シトロン)という柑橘類に豊富な酸として命名されましたが

       レモンなどの柑橘類や梅など、果実全般の酸味成分です

リンゴ酸 : リンゴに豊富な酸です

ビタミンC : 野菜や果物に豊富な栄養素としても知られています

                    

ちなみに、昔の人が編み出した美顔術であるウグイスの糞も、ピーリング剤です(**

鳥は空を飛ぶため、胃腸に長く内容物を留めない体の構造をしています

このため、強い酸性の消化液により短時間で食物を消化し、吸収・排泄するため

フンは酸性を帯びます(***

 

  *製品には発酵法など、工業的に生成されたものが使用されます

 **フンに含まれる酵素や、保水作用のある尿素なども、複合的に作用していたようです

***車体に落ちたフンを早く洗い流さないと塗装が傷むのもこのためです

   なお餌の種類によってはアルカリ性に傾く場合もあります

   

   

たべ新聞

2025.02.22健康のレシピ
【皮膚と栄養】782 花粉症対策⑦ 禁酒・節酒
2025.02.21健康のレシピ
【皮膚と栄養】781 花粉症対策⑥ ミネラル 
2025.02.20健康のレシピ
【皮膚と栄養】780 花粉症対策⑤ ビタミン  
2025.02.19健康のレシピ
【皮膚と栄養】779 花粉症対策④ 脂質・たん白質の摂り方Ⅱ
2025.02.18健康のレシピ
【皮膚と栄養】778 花粉症対策③ 脂質・たん白質の摂り方Ⅰ
2025.02.17健康のレシピ
【皮膚と栄養】777 花粉症対策② 腸内環境を整える
2025.02.15健康のレシピ
【皮膚と栄養】776 花粉症対策① 内と外からのスキンケア 
2025.02.14健康のレシピ
【皮膚と栄養】775 チョコレート④  低糖質チョコレート 
2025.02.13健康のレシピ
【皮膚と栄養】774 チョコレート③ チョコレートの種類 
2025.02.12健康のレシピ
【皮膚と栄養】773 チョコレート② カカオの栄養 

続きを見る

ページの先頭へ

季節のこんだて

ミキ薬局おすすめ

健康のレシピ

スポーツ栄養