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【田端スキンケア】皮膚と栄養㉛ フルーツ酵素と皮膚・粘膜

2021.08.12

皆さんこんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です

前回に続き、食べ物による粘膜や皮膚への影響について考えます

パイナップルやキウイ、メロン、マンゴー、アボカド、パパイヤなどを食べた際に

口の中がイガイガすることがあります

これは上記のような果物に多く含まれるたん白質消化酵素が口内粘膜に作用するためです

この反応は、お肉を柔らかくする調理にも応用されています

 

すりおろした梨やつぶしたキウイやパイナップルの芯などを

肉と一緒に漬け置くことで肉の組織が軟らかくなり、より美味しく食べることが出来ます

なお、酵素の力は加熱することで失われるため、缶詰やジャム、コンポートなどに

加熱加工すると口内の違和感は生じなくなります

また、パパイヤ酵素など、一部の果物のたん白質消化酵素は、抽出・精製されたものが

古くなった角質のピーリング剤としても利用されることもあります

 

ただし、これらの果物に触れたり果実酵素のピーリング剤を使用した際

皮膚にかゆみを生じる場合は、アレルギー反応を生じている可能性もあります

接触する度に違和感を生じる場合には、皮膚科で受診・相談することをお薦めします

 

(注意)自己判断で特定の食品の摂取を控えることは栄養面のデメリットが大きいので

    避けましょう!

 

 

 

 

 

 

 

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