たべ新聞

0

化粧品

【皮膚と栄養】95 亜鉛

2022.01.21

皆さんこんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です

亜鉛についてご紹介します

亜鉛は体内に2~4g程度存在し

さまざまな酵素の生成や反応、ホルモンの分泌、たん白質の合成や免疫機能に影響します

味を知覚する細胞の生成にも関わるため、不足すると味覚障害を生じます

また、特に皮膚には多く分布し、上皮形成や細胞増殖に関わります

このため、たとえば褥瘡(床ずれ)の際に食事が十分に摂れず低栄養になると

亜鉛の不足によって治りが悪くなりますます

このように、皮膚・爪・髪の健康にとって亜鉛の働きは非常に重要です

なお、亜鉛は牡蠣や牛赤身肉やレバー、卵やナッツなどに豊富に含まれます

そして、通常の食事では過剰摂取が生じることはまずありません

 

スキンケアにおいては亜鉛の酸化物である酸化亜鉛がしばしば使用されます

抗炎症、紫外線散乱剤、収れん(引きしめ)、といった作用があり安全性が

認められていることから、医薬品・医薬部外品・化粧品に幅広く添加されています

なお、透明性の低い白い粉末のため、スキンケア製品に添加した場合は

肌の上で白浮きして見えることが有りますが、日本の伝統的な舞台化粧等では

この特性を活かしておしろいに広く利用されています

 

 

 

 

   

ミキ薬局からのお知らせ

2025.02.22健康のレシピ
【皮膚と栄養】782 花粉症対策⑦ 禁酒・節酒
2025.02.21健康のレシピ
【皮膚と栄養】781 花粉症対策⑥ ミネラル 
2025.02.20健康のレシピ
【皮膚と栄養】780 花粉症対策⑤ ビタミン  
2025.02.19健康のレシピ
【皮膚と栄養】779 花粉症対策④ 脂質・たん白質の摂り方Ⅱ
2025.02.18健康のレシピ
【皮膚と栄養】778 花粉症対策③ 脂質・たん白質の摂り方Ⅰ
2025.02.17健康のレシピ
【皮膚と栄養】777 花粉症対策② 腸内環境を整える
2025.02.15健康のレシピ
【皮膚と栄養】776 花粉症対策① 内と外からのスキンケア 
2025.02.14健康のレシピ
【皮膚と栄養】775 チョコレート④  低糖質チョコレート 
2025.02.13健康のレシピ
【皮膚と栄養】774 チョコレート③ チョコレートの種類 
2025.02.12健康のレシピ
【皮膚と栄養】773 チョコレート② カカオの栄養 
ページの先頭へ

季節のこんだて

ミキ薬局おすすめ

健康のレシピ

スポーツ栄養