化粧品
【皮膚と栄養】100 マンガン
2022.02.01
こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です
今回はマンガンについてのご紹介です
マンガンはおもに土壌から吸収する植物の組織に多く含まれ
これを摂取した成人の体内には12~20㎎の範囲で存在します

このため、特に『菜食主義』の傾向のある方では
体内には多く分布する傾向です
なお、食品に含まれる分量も摂取後の吸収率も低いものの
人体が1日に必要をする量も少ないため
食生活による過剰症・欠乏症は共に、まず生じることはありません
マンガンは、体内のさまざまな機能を担う酵素の成分となったり
酵素を活性化させる『補酵素』の成分としても働きます
例えば皮膚などの結合組織や骨・軟骨の合成
骨へのカルシウムやマグネシウムといったミネラルの沈着などに
関わっています
偏食で野菜や豆、海藻、芋、ナッツ類や果物などの摂り方が少ない方は
特に意識してこれらを食べる機会を増やしましょう
栄養成分は体内で複合的に関わり合い、心身の健康を支えています!
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