化粧品
【皮膚と栄養】372 オリーブ
2023.02.10
こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です
スキンケア品に用いる他、飲食物に香りを添えたりお茶にして芳香を楽しむ植物を幾つかご紹介しています
今回はオリーブについてのお話です
オリーブは地中海沿岸や、瀬戸内海沿岸などで生産されています
果実の塩漬け(食用)や果実を圧搾したオリーブ油(食用・サプリメント・医薬品・化粧品・医薬部外品・塗料)などが幅広い用途で活用されます
オリーブ油には不飽和脂肪酸のオレイン酸(約8割弱)、リノール酸、リノレン酸などの不飽和脂肪酸が豊富なほか、抗酸化ビタミンであるビタミンEも含まれます
酸化しやすい性質の不飽和脂肪酸の中では、オレイン酸は比較的酸化に強く、スキンケア製品にも使用頻度が高いです
また、酸化に弱いアマニ油にブレンドして加熱調理への耐性を強化した食用油などもあります(一部のミキ薬局の取扱製品)
化粧品成分としては、
*オリーブ果実油(化粧品表示名):オリブ油(医薬部外品表示名)
製品の基剤(ベース) 溶剤(成分をベースに溶かし込む)
洗浄(油性汚れのクレンジング) エモリエント(皮膚を覆い水分蒸発を防ぎ保湿)
*オリーブ葉エキス(化粧品・医薬部外品表示名)
身体の細胞がアレルギー反応を生じるしくみを抑えることによる抗アレルギー作用
を目的として添加されます
なお、医薬品は用途(効果・効能)や用法・用量が定められ製品ラベル・添付文書に明記されており、これに従い治療に使用します
(例)*日本薬局方オリブ油
効果・効能:皮膚の保護・日焼け炎症の防止・火傷・かぶれ
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