たべ新聞

0

化粧品

【皮膚と栄養】91 ナトリウム

2022.01.12

皆さんこんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です

ナトリウムについての紹介をします

ナトリウムは人体に約100g存在し、体内の水分量や筋肉・神経の働きを調整します

通常は食塩(塩化ナトリウム)から摂っています

食塩を摂り過ぎると、体は体内の水分量を増やして血液中のナトリウム濃度を

一定に保とうとします

(この時必要な水分を十分に確保するように、体はサインとして『喉の渇き』を生じます)

すると血液量が増し、心臓から全身に血液を送り出す圧力が増し、血圧が上昇します

さらにこの状態が慢性化すると、ナトリウムの影響により動脈硬化も来します

 

また、体内ではカリウムがナトリウムの排出を促しますが

ナトリウムの摂取量が多いと、カリウムの排出量も増加します

すると細胞と細胞の間に余分な水分が蓄積し、体内に水分が留まり易くなります

すりとむくみ冷えを生じるだけでなく、栄養・老廃物の受渡しが滞り

その組織の中に滞留し、『詰まった』状態となります

これが肌の凹凸『セルライト』です

 

また、多量に汗をかいた場合には、通常の汗よりもナトリウム濃度が高く

ベタついた汗になります

そのまま汗が渇いて肌に成分が残ると、皮膚に刺激となってしまいます

濡れタオルなどでふき取るようにしましょう

(多量の発汗では体に必要なナトリウムも失います。経口補水液やイオン飲料で速やかに補いましょう)

 

なお、入浴剤にはしばしば『保温による血流促進』を目的として

硫酸ナトリウム炭酸水素ナトリウム(別名:重炭酸ナトリウム , 重曹)が

添加されています

血液の巡りを促し、皮膚のコンディションを健やかに保ちましょう!

 

                         

化粧品

2025.02.22健康のレシピ
【皮膚と栄養】782 花粉症対策⑦ 禁酒・節酒
2025.02.21健康のレシピ
【皮膚と栄養】781 花粉症対策⑥ ミネラル 
2025.02.20健康のレシピ
【皮膚と栄養】780 花粉症対策⑤ ビタミン  
2025.02.19健康のレシピ
【皮膚と栄養】779 花粉症対策④ 脂質・たん白質の摂り方Ⅱ
2025.02.18健康のレシピ
【皮膚と栄養】778 花粉症対策③ 脂質・たん白質の摂り方Ⅰ
2025.02.17健康のレシピ
【皮膚と栄養】777 花粉症対策② 腸内環境を整える
2025.02.15健康のレシピ
【皮膚と栄養】776 花粉症対策① 内と外からのスキンケア 
2025.02.14健康のレシピ
【皮膚と栄養】775 チョコレート④  低糖質チョコレート 
2025.02.13健康のレシピ
【皮膚と栄養】774 チョコレート③ チョコレートの種類 
2025.02.12健康のレシピ
【皮膚と栄養】773 チョコレート② カカオの栄養 
ページの先頭へ

季節のこんだて

ミキ薬局おすすめ

健康のレシピ

スポーツ栄養