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【皮膚と栄養】110 脂質を摂り過ぎると?
2022.02.26
こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です
脂質は調理用の油脂や調味料、各種食品に含まれます
1gで9kcalと、糖質やたん白質の2倍以上のエネルギーがあり
少ない分量で効率良くエネルギーを摂取し、コンパクトに体内に貯蔵することが出来ます
なお過剰摂取は脂質を代謝するビタミンB2やB6の浪費を招き
皮膚においては吹き出物や肌荒れ等の要因となるほか
皮下脂肪の過剰な蓄積はセルライトや肉割れ(妊娠線)の誘因となります
さらに体重を増し、血圧上昇など循環器に負担を与えますし
血中脂質の増加は動脈硬化を引き起こす要因となります
過剰な内臓脂肪は、内臓の正常な働きを妨げ各種ホルモンの働きに影響します
このように、脂質の過剰摂取はあらゆる生活習慣病の要因となります
【望ましい摂り方】
厚生労働省の食事摂取基準では
1日の摂取エネルギーの20~30%の範囲で脂質で摂ることを適量として推奨しています
けれども食生活の欧米化が進むにつれ、脂質の比率は上昇傾向にあります
このため日々の食生活の中で、意識して調整する必要があります
近年は体に良い油脂(アマニ油・えごま油・オリーブ油・ココナツ油など)が注目され
積極的な摂取が推奨されていますが
これらの油脂をはじめ、サラダ油・バター・マヨネーズ・ドレッシング・練り胡麻・
ナッツ類などの脂質の多い食品の適量は、各種取り混ぜて大さじ1杯強程度です
この他にも、クッキー・パウンドケーキ・アイスクリーム・チョコレート
カレーやシチューの固形のルーなど、脂質の割合が高い食品はたくさんあります
製品の成分表示を確認し、口にしている脂質の量やカロリーを確かめてみましょう!
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