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【皮膚と栄養】126 インナーケアと夕食
2022.04.01
こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です
前回触れた夕食の摂り方ついてもう少し詳しくご案内します
体内では、夜間の深い睡眠の間に『成長ホルモン』が多く分泌されますす
成長期以降も、成長ホルモンの作用によって皮膚・身体組織が新陳代謝するため
原料の確保は夕食時に行う必要があります
けれども消化に時間がかかる脂質や食物繊維の多量摂取・食べ過ぎ・就寝直前の食事
などは就寝中の消化活動により身体の休息を妨げ、睡眠を浅く、質を低下させます
すると成長ホルモンの分泌量が大幅に減少します
このため夕食の摂り方は消化の良い低脂質・良質なたん白質・軽め・早めが望ましいです
おすすめの食材は、乳製品・卵・大豆製品・低脂質の赤身肉や白身魚などです
たん白質の利用効率が高く、乳製品はカルシウム、大豆製品や赤身肉は鉄が豊富です
さらにチーズやヨーグルトは乳酸発酵によりカルシウムの吸収率が増しますし
低脂肪のチーズ(カテージチーズやモッツアレラチーズ)もあります
高脂質の生クリームが原料のクリームチーズ類、アイスクリーム、デザート類は
活動によるエネルギー利用の機会がある日中の摂取の方が望ましいです
豆乳・豆腐・納豆など大豆製品は、カルシウムは多くないものの鉄は豊富で低脂質です
鉄はビタミンCとともにコラーゲンの生成を助け、貧血対策となり血色を明るくする
ミネラルです
皮膚や身体のコンディションのため、夕食はなるべく時間・量・質の条件を揃えて
摂りたいですね!
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