たべ新聞

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【皮膚と栄養】132 インナーケアと朝食

2022.04.14

こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です

今回は【皮膚と栄養】126の『夕食』に続き、朝食のお話です

はじめに、食事や活動によるエネルギー収支について述べますと

1日の総エネルギー消費量(熱産生量) =  です

(内訳)基礎代謝量:生命を維持するためのエネルギー量:約60%

    ●身体活動量:身体活動による消費エネルギー量:約30%

      ★食事誘発性熱産生:食事により、食後に発生(消費)する熱量:約10%

                  (↑★食後に体がポカポカ温まるのが自覚出来ます)

この 食事誘発性熱産生 について、ドイツの大学の2020年の研究結果を一部参照すると、朝食と夕食に同じエネルギー量の食事をした場合(そのエネルギー量に関わらず)、朝食で夕食の2.5倍にもなることが分ったそうです

つまり、同じものを食べても夜より朝の方がエネルギー消費し易く、体脂肪として蓄積しにくいということです

は1日の総エネルギー消費量の1割程ですが、これを増やすことで、総エネルギー消費量を増すことも期待できます

また朝食が低カロリーの場合、その日は空腹の感じ方が強く、特に甘い物への欲求が増すことも分かりました

朝食をしっかり摂り夕食は軽めにすることが、『代謝を良くする』ために役立つようです

    (参照:The Journal of Clinical Endocrinology & Metabolism, Volume 105, Issue 3, March 2020, Pages e211–e221)  

さらに、のエネルギー源となる糖質・脂質・たん白質のうち、特にたん白質の熱産生量が大きいです

このため、肉・魚・卵・大豆製品などたん白質食品を添えた朝食を十分に摂ることが

全身組織の原料を確保し新陳代謝を高め、皮下の脂肪組織量を適正に保つことになり、『皮膚のインナーケア』の一助となります

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