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【皮膚と栄養】134 インナーケアと夜の食事
2022.04.19
こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です
睡眠中に分泌される成長ホルモンは、皮膚や全身の組織の新陳代謝を担います
このため、深い睡眠や成長ホルモンの原料となるたん白質の確保が重要です
薬局栄養士が『寝る前に成長ホルモンの原料を夜食で摂った方が良い?』といった質問を受ける機会も増えています
結論は、個人差が有るものの、一般的には成人には不要といえます
例えば成長期かつ身体活動量が多い十代など、夕食をしっかり食べても空腹で目を覚ますような場合、乳製品など消化の良いたん白質を夜食に摂ることが推奨されます
なお、夜食が推奨される例は
・肝臓疾患などにより睡眠中に低血糖を生じ易く、就寝前の軽食の医師指示がある場合
・胃腸の疾患などにより、1回の食事量が極端に少ない場合
など、特殊な場合に限られます
一般に成人の場合、成長ホルモンの原料のたん白質は夕食や1日の食事で確保でき、夜間に摂取したエネルギーは余剰となり体内に蓄積されがちです
もしやむを得ず深夜に夕食や夜食を摂る場合は、消化が良い料理を軽く摂り、胃腸の負担を軽減して睡眠の質を保ちましょう
遅い夕食による摂取エネルギーの余剰を避けるには、帰宅前に主食(おにぎりやパン)を摂り、帰宅後に低脂質の主菜(焼魚や蒸鶏など)や副菜(スープや付け合わせのおかず)を摂るなど、夕食を前・後半に分割して摂ることも一つの方法です
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