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【皮膚と栄養】155 栄養成分のイメージと実際⑮ 脂と油

2022.05.27

こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です

近年、油脂のゆたかな風味や、健康へのはたらきが注目されています

バター・ラード・ショートニング等、固形の脂は飽和脂肪酸の多い油脂です

悪玉コレステロールを増やし動脈硬化の要因になる、と悪者扱いされがちでした

けれども近年適量の摂取が考慮され、にわか見直されるようになりました

ココナツオイルやバターコーヒーのブームがその例です

これらの脂に含まれる飽和脂肪酸は、分子の結びつきが飽和し、性質が安定しているため

酸素と結びつきにくい(酸化しにくい)点が長所です

また、加熱調理後に固形に戻り、サクサクの揚げ物の食感を長く保つことが出来ます

このため、市販のトンカツ・ファストフード・菓子などに重宝されます

 

反対に、液体の油は構造が不安定な脂肪酸(不飽和脂肪酸)が多く、液体の油ですが

体内で作ることが出来ない必須脂肪酸が多く、これは口から摂る事が不可欠です

けれども、不飽和脂肪酸は酸素と結びつきやすい(酸化し易い)点が短所です

特にオメガ3脂肪酸が豊富なエゴマ油やアマニ油などは酸化し易いため、長時間の加熱調理は避け、料理には調理後に加えることが望ましいとされます

保存もなるべく空気に触れる表面積を少なく、暗冷所を選び、酸化を防ぐ必要が有ります

なお脂や油による体内での酸化反応を抑え、皮膚や身体の細胞の変性・老化を防ぐには

★これらの油脂を適量の範囲で摂る

★抗酸化成分(ビタミンA・C・Eや各種ポリフェノール)を含む食品と一緒に摂る

などの方法が挙げられます

それぞれの食品の長所や短所を把握し、目的に応じて上手に活用しましょう♪

 

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