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【皮膚と栄養】158 栄養成分のイメージと実際⑱ 豆腐類

2022.06.01

こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です

今回は豆腐のお話です

豆腐の加工品である生揚げやがんもどき、凍り豆腐も含めご案内します

豆腐は豆乳ににがりを加えて固めた食品で、高たんぱく、低脂質です

重しをするなど、水分を除く程度によって固さが調節されます

これを油で揚げたり(がんもどき)、凍結乾燥(高野豆腐)すると更に水分量は減少し 大豆の成分が濃縮します

また、凝固剤として豆乳に添加されたカルシウムマグネシウムなどのミネラルは体内で栄養成分として作用します

このため、絹ごし豆腐→木綿豆腐→生揚げ→がんもどき・・・と、固形分が多く固くなるにつれてたん白質ミネラルの含有量も多くなります

 

水に溶けるカリウムや葉酸などは加工中にある程度減少し、生揚げやがんもどきは揚げ油からの吸収によってビタミンE量が増加します

そして、大豆由来の大豆イソフラボンエクオールなどが豊富に含まれます

大豆には豆腐類のほか、湯葉・きな粉・豆乳・枝豆・煮豆・煎豆などの食べ方も有ります

最近では大豆たん白質も『大豆ミート』『畑の肉』として注目されています

積極的に食べ、皮膚や身体のコンディションに役立てましょう

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