化粧品
【皮膚と栄養】173 栄養成分のイメージと実際㉝ カルノシン
2022.06.18
こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です
化粧品に添加されている成分『カルシノン』についてのご紹介です
カルノシンには活性酸素を抑える抗酸化作用があり、皮膚に対する『アンチエイジング』を期待し添加されています
現時点では約150種の市販化粧品に配合されています
また、食品・サプリメント類にも含まれます
カルノシンは『イミダゾールペプチド』という成分の一種で、サプリメントの記載名には輸入品で『カルノシン』、国内製造品では『イミダゾールペプチド』が多いようです
(カルノシンはイミダゾールペプチドの一種です)
カルノシンは、長距離飛行に耐える渡り鳥の研究が行われた際、その筋肉組織の中に多く含まれることが発見されました
このため、カルノシンの『抗酸化作用』・『筋肉中の疲労物質(乳酸)分解作用』による抗疲労作用が大いに期待されています
食品の場合では、鶏の胸肉に豊富に含まれます
また、回遊魚(鯨・まぐろ・カツオ)にもイミダゾールペプチドに属する別の成分が豊富なため、カルノシンと同様の作用が得られると考えられています
化粧品
- 2024.07.16化粧品
- 【皮膚と栄養】638 食品由来の化粧品成分⑨ 海塩(塩化ナトリウム)
- 2024.07.13化粧品
- 【皮膚と栄養】637 食品由来の化粧品成分⑧ レシチン
- 2024.07.12化粧品
- 【皮膚と栄養】636 食品由来の化粧品成分⑦ コメヌカ(米糠)エキス
- 2024.07.11化粧品
- 【皮膚と栄養】635 食品由来の化粧品成分⑥ コメヌカ(米糠)
- 2024.07.10化粧品
- 【皮膚と栄養】634 食品由来の化粧品成分⑤ ミツロウ(蜜蝋)
- 2024.07.09化粧品
- 【皮膚と栄養】633 食品由来の化粧品成分④ コムギ胚芽油
- 2024.07.08化粧品
- 【皮膚と栄養】632 食品由来の化粧品成分③ 炭酸水素ナトリウム
- 2024.07.06化粧品
- 【皮膚と栄養】631 食品由来の化粧品成分② カラメル
- 2024.07.05化粧品
- 【皮膚と栄養】630 食品由来の化粧品成分① スクロース
- 2024.07.04化粧品
- 【皮膚と栄養】629 Mikiluce薬用保湿ミルクについて㊵ まとめ