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【皮膚と栄養】179 栄養成分のイメージと実際㊳ 脂質中の成分

2022.06.25

こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です

食品の脂質には、脂溶性栄養素芳香成分が溶け込んでいます

例えばビタミンA・Eの抗酸化作用や、Dの保水性は、皮膚の健康に対し重要です

芳香成分食事を美味しく楽しくリラックスさせ、食欲を増進します

これにより消化液の分泌や消化器の動きが促進され、消化・吸収が良くなります

 

【食材の芳香成分あれこれ】

コーヒー:注いだコーヒーの表面に浮く油は、コーヒー豆の脂質です 

油脂に溶け込んだ芳香成分(精油成分)はが熱により揮発して香り、リラックスなど心身の反応を引き起こします

アロマオイル(精油成分)によるアロマテラピーと同様のしくみです

なお、ドリップコーヒーを淹れる際は先に濾紙を湿らせておくと、油分と共に芳香成分が紙に吸い取られるのを抑えられます

ゴマ油:香り高い油を製造する場合は高温で焙煎し、芳香成分を脂質に多く溶け込ませてから搾ります

食材の風味を引き立てる香りひかえ目の油は、低温で摩擦熱も避け、押し潰して搾ります(低温圧搾法=コールドプレス製法)

ママレード:ママレードを作る際は、必ず柑橘類の表皮を刻んで加えます

表皮に芳香成分を含む油を蓄える細胞が多く、この細胞の膜が壊れることで香りが広がるためです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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