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【皮膚と栄養】221 スキンケア品の食品成分⑤ アーモンド

2022.08.17

こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です

スキンケア品の原材料には、食用と共通する動植物が多いです

数回にわたり、その幾つかをご紹介します

今回はアーモンドです

アーモンドは脂溶性の抗酸化ビタミンであるビタミンEが豊富で、食用やスキンケアに用いられてきました

私たちが見にするアーモンドは、果実の中の種の殻を割って取り出した仁の部分です

その果実の形が扁平なため、別名を扁桃ともいいます

 

アーモンドを原料とする化粧品成分 ([ ]は医薬部外品表示名 )とその配合目的は、次のとおりです

アーモンド[アルモンド核仁末]

 物理的に古い角質を除く『研磨・スクラブ』

 製品の容量・重量を満たすための『増量』 

アーモンド油[アーモンド油](医薬品も同じ)

 マッサージ用オイルなど、油性製品のベース

 皮膚を覆い水分の蒸発を抑えて潤いや柔軟性を保持するエモリエント作用

 (*医薬品には、内痔核注射の成分の溶剤や外用剤の軟化に、添加剤として用いられます) 

なお、アーモンドの青酸配糖体は野生のビターアーモンドには多いですが食用のスイートアーモンドでは問題ありません

また、アーモンドは桃や杏と同じバラ科で食物アレルギーを生じる場合がありますが

化粧品への配合量や通常の使用においては、一般に安全性に問題のない成分であると判断されています                   

                     (参照:化粧品成分オンライン)

 

 

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