たべ新聞

0

化粧品

【皮膚と栄養】229 スキンケア品の食品成分⑬ ショウガ(生姜)

2022.08.27

こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です

スキンケア品の原料は食用と共通するものが多く、数回にわたり幾つかを紹介しています

今回は、ショウガ(生姜)です

ショウガの根茎は口から摂取することで、血行を促し体を中から温める働きや殺菌作用を発揮することが知られています

その独特な辛みはお茶やお菓子、料理などの材料や香辛料として、また、入浴剤や漢方薬の生薬『ショウキョウ』『カンキョウ』としても活用されています

新ショウガにはアントシアニン色素が豊富で、酸(酢)に浸けることで色素が反応して 薄紅色に染まる特徴があります

また、ショウガの搾り汁を温めた牛乳に注ぎ軽く混ぜた後、そのまま静かに置くと、牛乳を固める酵素の作用で牛乳のたん白質が固まり、ショウガプリンが出来上がります!

化粧品(医薬部外品である薬用化粧品を含む)には次の成分が使用されています

ショウガ根茎エキス[医薬部外品表示名:ショウキョウチンキショウキョウエキス]:

          局所刺激による血行促進  

          表皮に存在する温度・痛み刺激を受容する器官に温感や熱感を与える効果

例えばヘアトニックやホットクレンジング製品、マッサージクリームといった製品に配合されます

なお、化粧品への配合量および通常使用下では、一般に安全性に問題のない成分であると考えられています

                                   (参考:化粧品成分オンライン)

化粧品

2024.07.16化粧品
【皮膚と栄養】638 食品由来の化粧品成分⑨ 海塩(塩化ナトリウム)
2024.07.13化粧品
【皮膚と栄養】637 食品由来の化粧品成分⑧ レシチン
2024.07.12化粧品
【皮膚と栄養】636 食品由来の化粧品成分⑦ コメヌカ(米糠)エキス
2024.07.11化粧品
【皮膚と栄養】635 食品由来の化粧品成分⑥ コメヌカ(米糠)
2024.07.10化粧品
【皮膚と栄養】634 食品由来の化粧品成分⑤ ミツロウ(蜜蝋)
2024.07.09化粧品
【皮膚と栄養】633 食品由来の化粧品成分④ コムギ胚芽油
2024.07.08化粧品
【皮膚と栄養】632 食品由来の化粧品成分③ 炭酸水素ナトリウム
2024.07.06化粧品
【皮膚と栄養】631 食品由来の化粧品成分② カラメル
2024.07.05化粧品
【皮膚と栄養】630 食品由来の化粧品成分① スクロース 
2024.07.04化粧品
【皮膚と栄養】629 Mikiluce薬用保湿ミルクについて㊵ まとめ
ページの先頭へ

季節のこんだて

ミキ薬局おすすめ

健康のレシピ

スポーツ栄養