たべ新聞

0

化粧品

【皮膚と栄養】237 スキンケア品の食品成分㉑ ウコン

2022.09.08

こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です

スキンケア品の原料は食用と共通するものが多く、数回にわたり幾つかを紹介しています

今回は、ウコン についての紹介です

ウコンはショウガ科の植物で、根茎部分を用います

例えばカレーライスのルウの黄色、これがウコン(鬱金:ターメリック)の色です

この色素はクルクミンというポリフェノールで、飲食物や布を染める染料に用いるほか 肝臓に対する作用が二日酔いの対策になるとして、飲酒前後などに利用する健康食品にも利用されています

また、ウコンの含有成分はビタミンC・カロテン・食物繊維・カリウムのほか、鉄も非常に多いです

肝機能が低下している場合は、鉄が肝臓に過剰に蓄積されるため、ウコンの摂取を避ける必要があります

                          

なお、化粧品(医薬部外品である薬用化粧品を含む)には水やエタノールで抽出されたエキス成分が次の目的で添加されます([ ]は医薬部外品表示)

●ウコン根茎エキス[ウコンエキス]:着色・・・天然素材を謳うヘアカラーの色素

                  抗老化・・・真皮層で肌の弾力を保つ線維組織

                        『エラスチン』を分解する酵素の

                        過剰生成を抑える                  

*これらは化粧品への配合量や通常使用下では、一般に安全性に問題ない成分と考えられています (参考:化粧品成分オンライン)

化粧品

2024.04.30ミキ薬局からのお知らせ
【2024年5月】田端店栄養相談のお知らせ
2024.04.27化粧品
【皮膚と栄養】587 スキンケアに役立つ菌類
2024.04.26化粧品
【皮膚と栄養】586 スキンケアに役立つ酵素  
2024.04.25化粧品
【皮膚と栄養】585 スキンケアに役立つ微生物
2024.04.24化粧品
【皮膚と栄養】584 海藻の化粧品成分(ソルビトール)
2024.04.23化粧品
【皮膚と栄養】583 海藻の化粧品成分(マンニトール)
2024.04.22化粧品
【皮膚と栄養】582 海藻の化粧品成分(トレハロース)
2024.04.20化粧品
【皮膚と栄養】581 海藻の化粧品成分(フコイダン)
2024.04.19化粧品
【皮膚と栄養】580 海藻の化粧品成分(カラギーナン)
2024.04.18化粧品
【皮膚と栄養】579 海藻の化粧品成分(寒天)
ページの先頭へ

季節のこんだて

ミキ薬局おすすめ

健康のレシピ

スポーツ栄養