化粧品
【皮膚と栄養】240 スキンケア品の食品成分㉔ 甘草(カンゾウ)
2022.09.12
こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です
スキンケア品の原料は食用と共通するものが多く、数回にわたり幾つかを紹介しています
今回は、甘草(カンゾウ) の紹介です
その名の通り、噛むと甘味のある植物で、漬物や醤油、菓子やアイスクリーム等の甘味料に用いられます
また、甘草の消炎作用は広く知られており、漢方薬や市販薬をはじめ、医薬部外品や化粧品にと幅広く含まれます(*摂り過ぎは血圧上昇やむくみ等を生じます)
化粧品(医薬部外品である薬用化粧品を含む)には、水で抽出されたエキス成分が次の目的で添加されます([ ]は医薬部外品表示)
●カンゾウ根エキス[カンゾウエキス、カンゾウ抽出末](主成分 グリチルリチン酸):
抗アレルギー・抗炎症
*医薬部外品の場合、配合量には上限が設定されています
●甘草フラボノイド、カンゾウ根エキス[カンゾウフラボノイド](主成分 グラブリジン):
色素沈着抑制
メラニン色素の『もと』のメラニンへの変化を妨げる
*なお、化粧品への配合量や通常使用下では、一般に安全性に問題ない成分と考えられています (参考:化粧品成分オンライン)
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