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【皮膚と栄養】238 スキンケア品の食品成分㉒ クチナシ

2022.09.09

こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です

スキンケア品の原料は食用と共通するものが多く、数回にわたり幾つかを紹介しています

前回に続き黄色の染料にも利用される素材で、クチナシ の紹介です

くちなしは梅雨時に白く香りのよい花が咲いた後に濃い橙色のさや状の実をつけます

この実を乾燥させたものが市販されており、黄色の染料として用います

染料成分は水溶性のクロシンやクロセチンで、布や、漬物・栗の甘露煮・きんとん・米飯など食品の染色にも用いられます                    

なお、化粧品(医薬部外品である薬用化粧品を含む)には水やエタノールで抽出されたエキス成分が次の目的で添加されます([ ]は医薬部外品表示)

●クチナシ果実エキス[クチナシ]:着色・・・天然素材を謳ったヘアカラーなどの染料

                 保湿・・・角質水分量増加による保湿

                 抗老化・・・UVBを浴びる事をキッカケに真皮で

                       活性化するコラーゲン分解酵素の

                       活性を抑える                    

*これらは化粧品への配合量や通常使用下では、一般に安全性に問題ない成分と考えられています (参考:化粧品成分オンライン)

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