たべ新聞

0

化粧品

【皮膚と栄養】246 化粧品の食品成分㉙ キュウリ

2022.09.20

こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です

スキンケア品の原料は食用と共通するものが多く、数回にわたり幾つかを紹介しています

今回は、キュウリ です

キュウリは95%以上が水分の夏野菜です

夏が旬の野菜や果物に豊富なカリウムが、体内の余分なナトリウムの排出を促します

するとナトリウムの血中濃度を薄め一定に保っていた水とその熱(体温)が排出されます

このため、夏にキュウリ(をはじめとするカリウム豊富な夏の野菜・果物)を食べると 体内にこもった熱を逃し涼感を得ることができると考えられます

               

そして、化粧品(医薬部外品である薬用化粧品を含む)に添加される

キュウリ果実エキス[キューカンバーエキス]は水やエタノールで抽出され

角質水分量増加による保湿を目的として用いられます([ ]は医薬部外品表示)

なお、化粧品への配合量や通常使用下においては、一般に安全性に問題のない成分と考えられています (参考:化粧品成分オンライン)

現在は食品全般を直に肌に用いることは薦めませんが、古くから各地で行われていたお肌のキュウリパックは、保湿作用の得られる生活の知恵であったといえます                                                          

 

化粧品

2025.12.17化粧品
【皮膚と栄養】976 カルシウム① 日本の土壌のカルシウム
2025.12.16ミキ薬局からのお知らせ
【田端店】イベント御礼 
2025.12.15ミキ薬局からのお知らせ
【田端店】15日と16日 イベントを開催中です 
2025.12.13化粧品
【皮膚と栄養】975 たんぱく質の摂り方⑱ たんぱく質の名の由来 
2025.12.12化粧品
【皮膚と栄養】974 たんぱく質の摂り方⑰ たん白質と食物アレルギー
2025.12.11化粧品
【皮膚と栄養】973 たんぱく質の摂り方⑯ いつ摂ると良い?
2025.12.10化粧品
【皮膚と栄養】972 たんぱく質の摂り方⑮ 加熱と消化
2025.12.09化粧品
【皮膚と栄養】971 たんぱく質の摂り方⑭ たん白質と糖質・脂質
2025.12.08化粧品
【皮膚と栄養】970 たんぱく質の摂り方⑬ たん白質と鉄
2025.12.06化粧品
【皮膚と栄養】969 たんぱく質の摂り方⑫ たん白質とビタミンC
ページの先頭へ

季節のこんだて

ミキ薬局おすすめ

健康のレシピ

スポーツ栄養