化粧品
【皮膚と栄養】248 化粧品の食品成分㉛ パパイヤ
2022.09.22
こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です
スキンケア品の原料は食用と共通するものが多く、数回にわたり幾つかを紹介しています
今回は、パパイヤ(英:papaya)です
日本国内での呼称は、園芸業界ではパパイア、農業業界ではパパイヤとされています
青い未熟果は野菜として、千切りにして炒めるとサクサクした食感です
熟すと果物として食べますが、酸味がなく甘味が強いため、レモン汁などで酸味を加えて食べたり、ドライフルーツにします
黒い種はワサビと同じ辛み成分を含むため、取り除きます
また、たん白質消化酵素のパパインは、調理の際に肉を柔らかくする下処理や、化粧品に古い角質のピーリング成分として用いられます
なお、パパインは果実が熟すにつれ減少するため、化粧品成分には未熟果が用いられます
化粧品に添加されるパパイア果実エキスは未熟果から水やエタノールで抽出され、次の ような目的で添加されます
・たん白質分解による角質剝離作用(パパイン酵素)
・メラニン色素の『もと』のメラニン色素への変化を抑えることによる色素沈着抑制作用
*なお、化粧品への配合量や通常使用下では、一般に安全性に問題ない成分と考えられています(参考:化粧品成分オンライン)
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