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【皮膚と栄養】253 化粧品の食品成分㊱ ゴボウ(牛蒡)

2022.09.30

こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です

スキンケア品の原料は食用と共通するものが多く、数回にわたり幾つかを紹介しています

今回は、ゴボウです

ヨーロッパ~中国東北部原産で、中国から1000年以上前に薬用として渡来し、食用に改良されました

東京が産地の滝野川ゴボウや、京野菜の堀川ゴボウなどが知られています 

現在でも漢方薬に生薬として配合され、欧米では薬草として利用されますが、食用とするのは日本だけです

このため和食が世界で未知の食文化であった頃に、日本人は木の根まで食べると驚かれることが多かったそうです

ゴボウには水溶性食物繊維やポリフェノールの『クロロゲン酸』が豊富です

ポリフェノールの健康機能が期待されて、数年前にはゴボウ茶のブームが起きました

コーヒーやゴボウの皮に豊富なクロロゲン酸は、空気に触れると酸化し黒く変色します

このため料理にゴボウを用いる際は、皮をむき水さらし(あく抜き)をしますが、野性的な風味も損なわれるため、皮ごと食べたい野菜です 

化粧品(医薬部外品である薬用化粧品を含む)に添加されるエキス成分は、次のような目的で添加されます([ ]は医薬部外品表示)

●ゴボウ根エキス[ゴボウエキス]:各種植物との混合エキスの複合作用を用いる例が多い

親水性の吸湿成分により角質水分量を増加し、皮膚を柔軟化させる保湿作用

血行促進作用

育毛作用                                                           

なお、化粧品への配合量や通常使用下では、一般に安全性に問題のない成分と考えられています(参考:化粧品成分オンライン)

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