化粧品
【皮膚と栄養】265 化粧品の食品成分㊴ サクラ(桜)
2022.10.04
こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です
スキンケア品の原料は食用と共通するものが多く、数回にわたり幾つかを紹介しています
今回は、サクラです
食品としては、八重桜の花弁の塩漬けにお湯をさして頂く桜湯や、桜餅に巻かれた大島桜(オオシマザクラ)の葉の塩漬けが挙げられます
ふわりと香る特有の甘い芳香は、クマリンという成分によるもので、クマリンは塩蔵などで細胞が壊れた際、酵素反応によって生じます
なお、化粧品成分には、ソメイヨシノ(染井吉野)の葉のエキスが用いられます
ちなみに、ソメイヨシノはオオシマザクラの雑種とエドヒガン(江戸彼岸)の交雑種です

化粧品(医薬部外品である薬用化粧品を含む)に添加されるエキス成分は、水やエタノールなどで抽出され、次のような目的で添加されます([ ]は医薬部外品表示)
●ソメイヨシノ葉エキス[サクラ葉抽出液]:かゆみを引き起こすヒスタミンの遊離を抑えることによる抗アレルギー作用
なお、化粧品への配合量や通常使用下では、一般に安全性に問題のない成分と考えられています(参考:化粧品成分オンライン)
化粧品
- 2025.12.26化粧品
- 【皮膚と栄養】983 カルシウムボーロ
- 2025.12.25ミキ薬局からのお知らせ
- 【田端店】1月のおすすめ商品のご紹介
- 2025.12.24化粧品
- 【皮膚と栄養】982 鉄③ 鉄の摂り方
- 2025.12.23化粧品
- 【皮膚と栄養】981 鉄② 鉄の種類
- 2025.12.22化粧品
- 【皮膚と栄養】980 鉄① 鉄のはたらき
- 2025.12.20化粧品
- 【皮膚と栄養】979 カルシウム④ 適量はどれくらい?
- 2025.12.19化粧品
- 【皮膚と栄養】978 カルシウム③ カルシウム豊富な飲食物
- 2025.12.18化粧品
- 【皮膚と栄養】977 カルシウム② 不足すると何が問題?
- 2025.12.17化粧品
- 【皮膚と栄養】976 カルシウム① 日本の土壌のカルシウム
- 2025.12.16ミキ薬局からのお知らせ
- 【田端店】イベント御礼









