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【皮膚と栄養】280 皮膚の保湿因子と食事② 皮脂膜

2022.10.22

こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です

皮脂膜は、(水分)と皮脂(脂質:中性脂肪や脂肪酸、ロウ成分)の混じったものです

角質層を覆い水分の蒸発を防ぐほか、外部からの刺激や菌類の侵入を防ぐ等のバリア機能を担います

 

なお皮脂の分泌量は女性より男性の方が多く、皮膚水分量が少ない場合も蒸発を防ぐために増え易くなります

そして酸化した皮脂を放置すると、皮膚に刺激を与えたり毛穴に詰まったりします

その反対に洗い過ぎも肌のバリア機能を損い、トラブルを招き易くなります

なぜかというと、皮脂膜に棲む皮膚常在菌が洗い流されてしまうためです

(皮膚常在菌は皮脂を分解して皮膚表面を弱酸性に保ち、外部からの刺激や雑菌の増殖を防ぎます)

このため、適切な洗顔や保湿ケアが必要です

                         

 体の中から行うインナーケアとしては

皮脂の脂質(脂肪酸・中性脂肪)代謝を促すビタミンB2・B6

抗酸化作用のあるビタミンA・C・E   

身体の隅々の潤いを保つ水分              を十分に摂りましょう

また、身体に必須ではあるものの体内での生成ができない『必須脂肪酸』、たとえば

アマニ油やクルミ、魚油に含まれるオメガ3脂肪酸(αリノレン酸、DHA、EPA)

コーン油や紅花油などに含まれるオメガ6脂肪酸のリノール酸     

なども、過不足なく摂取しましょう!

 

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